田中秀治研究室 ~Student Page~

田中(秀)研究室における研究 2017

読者の皆様、こんにちは。

 学士・修士研究の審査も終わりが近づき、卒業シーズンが近づいてきました。一方、学部2年生にとっては、これから配属研究室を決めなければならない重要なシーズンかと思います。そこで今回は、田中(秀)研究室における研究の進め方について簡単に紹介します。

 田中(秀)研究室の共通テーマは「MEMS(メムス)」です。
MEMSとは、Micro Electro Mechanical Systemsの略で、簡単に言えば電気で動くとても小さなデバイスです。身近な例として、スマートフォンやゲーム機の加速度センサ、スマートフォンのマイクロフォンなどがあります。MEMSは機械、電気、光、熱、材料など、さまざまな分野を融合し、半導体微細加工技術により製作されます。自動車、通信、ロボティクス、バイオ、医療福祉、インフラ保全、エネルギーなど、アプリケーションも多岐にわたっています。現在ホットな話題である自動運転技術やInternet of Things (IoT)、人工知能やディープラーニングの実用化においてもMEMS技術によるセンサは不可欠であり、盛んに研究開発されています。田中(秀)研究室では、最先端のMEMSの試作開発や、そのための装置開発、材料開発、さらにMEMSを使用したシステム開発など、多彩な研究を行っています。

田中秀治先生による研究内容の解説


 田中(秀)研究室では、学生ひとりひとりの研究テーマも多種多様であるのが特徴です。同学年であっても、お互いの研究内容は全く異なります。研究室は研究分野ごとにグループ分けされており、すべての学生は研究テーマが決まった段階で、どこかのグループに所属することになります。
2016年度現在、田中(秀)研究室には次の6つのグループに分かれています。

 A. 触覚センサ・システム集積化グループ (室山准教授)

 B. パッケージング・実装プロセスグループ (平野助教)

 C. 圧電材料・デバイスグループ (吉田特任准教授)

 D. 弾性波デバイスグループ (門田特任教授)

 E. ジャイロセンサ・熱・バイオセンサグループ (塚本助教)

 F. 先端材料デバイスグループ(Fraunhofer ENASとの連携)(Froemel准教授)


基本的には、各グループ長の先生方と研究を進めていきます。研究を進める上で困ったときには、まずはグループ長の先生に相談します。
では1つのグループに所属すると、他のグループとは疎遠になってしまうのでしょうか…?


…答えは、ノーです。

理由その1 相談会・談話会
 田中(秀)研究室では、田中秀治教授を交えた研究進捗報告会を定期的に行っています。相談会、談話会の2つの報告会があります。相談会は毎月約2回で、グループごとに行われます。時々複数のグループで合同に行う場合もあります。相談会では研究の進捗状況の他に、発見したこと、議論したいこと、あるいは問題点などをメンバーに報告します。先生方を含むメンバーから、様々なアドバイスを受けることができます。
談話会は年3~4回で、研究室全員の前で発表します。談話会での発表は国際学会を想定しており、発表時間40分、質疑応答20分と決められています。プレゼン資料や発表、質疑応答は基本的に英語で行います。慣れないうちは英語の発表原稿も頑張って用意している学生もいます。質疑応答では、違うグループの研究者や学生からも質問やコメントがきます。また、談話会は研究背景、目的、実験内容、結果、考察、まとめ、といった研究発表の一連の流れの練習や、わかりやすいプレゼン資料を作成する練習にもなります。

理由その2 教えあう風習
 MEMSデバイスは様々なプロセスを経て完成します。作製するためにはどのような工程を経ればよいのか、どの材料が良さそうか、どの装置を使うのか、と超えるべきハードルが多く存在します。しかしながら全員が違うテーマの研究をやっているといっても、似たようなことを経験したことがある人は意外と多いものです。ですので知っている、あるいはやったことのある人に聞くことは大切です。というわけで困ったらグループ関係なしに経験者に聞いてしまいます。
また、MEMSの研究には実に多くの装置を使用します。初めて使用する際は装置担当者(学生・スタッフ)からオペレーショントレーニングを受けるのがルールとなっています。

理由その3 オープンな間取り
 さらに、田中研究室は共同棟の1階113号室のみで構成されています。すべての学生・グループリーダーの先生方は同じ部屋にいるため、気軽に相談することができます。研究以外にもおしゃべりすることもよくあります。
また、教授室もドアはNormally open となっています。相談があるときは気兼ねせずに入っていけます。


 研究で成果が得られれば、学会発表、論文投稿の機会が与えられます。
「研究は学会発表・論文投稿を経て世間に認められる」(田中秀治先生)
学生の研究の目標は、学会発表・論文投稿にあります。発表に向けた論文・プレゼン準備や、大勢の専門家の前での発表、そして他の研究者とのディスカッションは自分にとってとても大きな経験になります。田中(秀)研究室では、これまでに多くの学生が学会で発表しています。

学生ブログ 学会発表体験記

 卒業研究では1年、修士研究では2年、博士研究では3年、研究を行います。学士は最終研究発表(2月)と卒業論文提出(3月)が、修士は中間審査(12月)、論文提出(1月)、本審査、論文修正(2月)が卒業のために必要です。論文をまとめる時期にあわてて実験することのないよう、計画的に研究したいものです。研究室内部で進学する学生の中には、卒業研究、修士研究の内容を、修士研究あるいは博士研究でより発展させていく学生もいます。



 以上、田中(秀)研究室における研究の進め方を大まかに紹介しました。
最後に、これから配属先研究室を選ぶ学生へのメッセージとして、田中秀治先生が毎年研究室学生に向けて行うレクチャーの一部を引用させていただきたいと思います。

 学部・修士の学生にとって大切なのは、1年あるいは2年の研究を通して研究の進め方を身につけることである。ここでいう研究の進め方とは、緻密に計画して、大胆に実行し、論理正しくまとめるにはどうすればよいかということであり、研究以外でも応用がきく。
 もうひとつ大切なことは、1つの研究をやり遂げたという自信を身につけることである。日本の大学教育では、研究以外で学生に知的・体力的負荷をかけることはほとんどないので、研究をテキトウに済ませて卒業、修了して社会に出ると、競争の激しい仕事の負荷に耐えられない。体力と知的体力とを両方、身につけてほしい。


ご拝読ありがとうございました。

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Year end party 2016

明けましておめでとうございます。
学部4年の大柴彩です。
今回は、12月12日に行われた忘年会と送別会について報告させて頂きます。

会場は青葉山キャンパス内にある四季彩をお借りしました。
学生、スタッフ合わせて35人以上という大勢の方々に参加して頂きました。

忘年会2016①

熊野先生からお酒も頂きました!ありがとうございます。

忘年会2016②

忘年会ということで、一年間の振り返りのスライドを金子さん、寺西君に発表して頂きました。

忘年会2016③
忘年会2016④

追いコンから始まり、IEEE-NEMS 2016(>>http://ieee-nems.org/2016/)やオープンキャンパス、季節のイベントなど、様々な行事がありました。研究だけではなく、様々なイベントをスタッフ・学生一緒に楽しむことができるのはとても素晴らしいですね。
スライドの用意をしてくださった皆さま、お忙しい中ありがとうございました。
また、ユーモアあふれる解説をしてくださった金子さん、寺西君、ありがとうございました。

また今回は研究室から出ていかれるRakeshさん、Neelamさん、Wangさんの送別会も行いました。

忘年会2016⑤
忘年会2016⑥
忘年会2016⑦
忘年会2016⑧
忘年会2016⑨

田中秀治研究室でのこれまでについてと、今後についてを説明して頂きました。
Rakeshさん、Neelamさん、Wangさんがいなくなってしまうのはとても寂しいですが、新しい場所でも力を発揮してご活躍ください!

忘年会2016⑩

最後は門田先生に締めて頂きました。

最後になりましたが、たくさんの方に準備を手伝って頂きました。
本当にありがとうございました。

研究室の皆さま、昨年は大変お世話になりました。
健康や交通安全に気を付けて、一年間過ごしていきましょう。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

忘年会2016⑪


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SEMICON JAPAN 2016

Hello everyone, this is Sun Tong, a M2 student.

The SEMICON JAPAN 2016 was held in Tokyo Big Sight on 14-16 December, Tokyo. It is one of the largest international exhibition of semiconductor industry in the world. As an exhibitor, Tanaka Lab had a booth in the World of IOT (Internet of Thing) area, which was prepared by staffs. Besides staffs, six students from our lab also got the great opportunity to attend this event on 14 Dec, including Shao-san(D2), Nishino-san (D1), Kaneko-san(D1), salman-san(M1), Morimura-san(B4) and me.

SEMICON①
Tokyo Big Sight

Our student group got together in Sendai Station at around 7am and took the Yamabiko train to the Tokyo. We arrived at Tokyo Big Sight at about 10 am. The SEMICON already started and crowds of people was flowing into the site. Following with people stream, we entered the site.

The exhibition area was mainly separated into 2 parts: Front-end Process Zone and Back-end/Materials & Overall Process Zone. More than 600 high-level industrial companies and laboratories from all over the world gathered there. Bringing their latest technologies and productions, they made presentations and demonstrations to attract potential collaborators. Apart from that, several small but special zones were also set in this exhibition such as World of IOT zone which focused on IOT system/solution and Mirai College Corner which provided a communication platform for job hunting students and companies.

It was the first time for me to attend such a big scale industrial fair and it broadened my horizon. Those latest technologies and productions really impressed me. Hitachi exhibited their NEXTAGE, which is a humanoid dual arm industrial robot. 4 cameras and image recognition technique help it to recognize surroundings and positions in 3D so that it can work next to people. Toyota exhibited their latest FCV (fuel cell vehicle) Mirai. Comparing to internal-combustion engine, the eco-car has higher energy conversion efficiency. And what’s more, it uses Oxygen and Hydrogen as fuel so that no exhaust gas will be generated.

Tanaka Lab’s booth was located in World of IOT corner, which was managed by Takoshima-san. Several posters showed Tanaka Lab’s research fields and achievements to visitors. And Hirano-sensei gave a great seminar titled “Wafer-level heterogeneous integration using metal bonding based technology” in STS MEMS/Sensor Session at TechSTAGE INNOVATION&IOT area.

SEMICON②
Takoshima-san was introducing Tanaka Lab to the president of Sumitomo Precision Products Co., Ltd.

SEMICON③
Group photo of students

And finally, we would like to thank our sponsor, SEMICON Mirai-College, who has provided we return travel expenses from Sendai to Tokyo.

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芋煮会 2016

 こんにちは、B4の寺西です。2016年も残り1月半となり青葉山の空気もすっかり冷え込んで参りました。今回は10月に開催された芋煮会の様子について報告させて頂きます。

 今年の芋煮会はシーズンとしてはやや遅めの10月28日に開催されました。直前まで雨が心配されていましたが、当日は曇りで少し肌寒く、鍋物を食べるには丁度良い気候の下で始めることができました。ここで、初耳の方のために簡単に説明させていただきますと、芋煮会とは河原で鍋料理を楽しむイベントの事で、主に東北地方で秋の風物詩とされています。仙台でもこの時期になると牛越橋の近くで鍋を囲むグループをちらほらと見かけるようになります。

 鍋は山形風(醤油ベースで牛肉入り)と仙台風(味噌ベースで豚肉入り)、野菜オンリーの三種を用意しました。ここに里芋が共通して入っているのも芋煮の特徴の一つです。これらの準備をB4の学生が行い、田中秀治先生の挨拶から芋煮会を始めるまでがイベントの恒例になっています。
芋煮会④
河原での調理なので窯には河原の石を使います。このシーズンだと他のグループさんの作ったものがそのまま残っていたりします。

芋煮会③
普段話す機会が少ないメンバーと交流を深めることができるのもイベントの魅力の一つです。
野菜オンリーの鍋も好評の様でした。

芋煮会①
B4の大柴さんからマシュマロが提供されたので石窯の余熱で炙りながらいただきました。
一部が焦げるとあっという間に広がるのでやってみるとなかなかに難しかったです。

芋煮会②
他のグループの方にお願いして集合写真を撮影していただきました。
こうしてみると様々な国籍のメンバーが一堂に会していることがわかりますね。

 今回のイベントでも沢山のメンバーから助力をいただきました。食材と鍋の運搬を引き受けてくれた森村君と大柴さん、準備と後片付けに協力して下さった先輩方にはこの場を借りてお礼申し上げます。どうもありがとうございました。

最後に、来年も良き芋煮日和に恵まれることを願います。

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ジャパネットたかた・前社長・高田明さんの講演

第33回「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウムと第8回「集積化MEMSシンポジウム」が,2016年10月24~26日に長崎県平戸市で開催されました。初日の基調講演は,平戸市出身の株式会社ジャパネットたかた・前社長・高田明さんによる「夢持ち続け日々精進」というお話でした。時折,おなじみのフレーズを挟みながら,聴衆を魅了する素晴らしいお話をされました。要旨は以下の通りです。
The 33th Sensor Symposium and The 8th Symposium on Integrated MEMS Symposium were held in Hirado, Nagasaki. Keynote speech in the first day was given by Mr. Akira Takata, Founder of Japanet TAKATA, which is a TV shopping company familiar to all Japanese people. Hirado is his hometown. The title of his speech is “Always Have a Dream and Make the Best Effort”. The audience was strongly attracted by his talk and humor. The summary is as follows.

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いつも夢を持とう。私は67歳になっても,あと50年生きなければ思う程,夢がある。そして,今を一生懸命生きる。過去の失敗にくよくよせず,未来の不安に過度に気を揉まない。今が未来に繋がっていて,今が変われば,未来も変わる。今の努力がいつ結果に繋がるかはわからないが,決して無駄にはならない。
自分のやっていることを,他の人に伝えることが大切。伝わらなければ,努力は実らないし,社会に還元されない。たとえば,良い製品ができても,良さが伝わらなければ売れず,使ってもらえない。伝わるプレゼンテーションには技術が必要。話の間,手振り,視線が大切。
We should always have a dream. I am 67 years old but have dreams, which motivate me to live 50 years more. It is important to do the best at every moment. It is not productive to repeatedly regret the past fails and to be too much anxious about the future uncertainness. The present is connecting to the future, and thus you can change the future by changing the present. Your current effort eventually helps yourself, although no one knows when it comes.
It is important to let other people know what you are doing. Without it, your effort would yield nothing in the society. For instance, your good product is never purchased or used, if its benefit is not well explained. Effective presentation needs skill. Pause, gesture and eyeline are keys.
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講演の後,当研究室の展示ブースの前で,高田さんとお話しする機会がありました(田中)。
After the session, I (Tanaka) had a chance to talk with Mr. Takata in front of the booth of our laboratory.

ジャパネットたかた

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