田中秀治研究室 ~Student Page~

Research stay in Chemnitz -2015 winter-

どうもこんにちは.博士2年の田中康基です.
現在,ドイツのFraunhofer ENAS研究所に滞在しております.
I’m Koki Tanaka, a doctoral student.
I’m staying Fraunhofer ENAS in Chemnitz, Germany.

こちらに来てからすでに3か月半が経過したようです.
少し前までは寒くて雪なども降ったのですが,なぜか今日は暖かく雨が降っています.
仙台よりは寒いかもしれません.まあ北海道とほぼ同じといった体感です.
Already 3 and half months have passed since I started to live here.
I’m feeling colder than Sendai, but similar to Hokkaido.

ところで,外は寒いですが寮ならびに研究所その他も暖房設備はしっかりしているので,仙台ほど寒さに苛まれることはありません.
それだけの技術はあろうに,なぜ本州の家の断熱および暖房設備がそうでもないのか,謎です.
Outside is cold, but inside of houses are warm thanks to good heating systems.
I don’t know why Japanese heating systems are poor (except Hokkaido).
Maybe they prefer feeling each season. It is called “wabi-sabi”.

さて,本題に入る前に,軽く観光に行った話でもしておきましょう.
Before research talking, I’d like to show my sightseeing.

まずはエルツ山地です.
ドイツとチェコの国境に横たわる,というか国境になっている山地です.
ドイツ側から見てきた感じですと,山で,そして森です.
At first, I went to Erzgebirge which forms border between Germany and Czech Republic.
It is the mountain and also the forest.

これが地表側.
ドイツの森というと黒い森のイメージがありましたが,ここもおおよそはそんな感じでした.
針葉樹が鬱蒼と茂ったその森では,地表まで光が届くことはなく,したがって地面には草の一本も生えることはない….
というほど大げさではなくて,光の入る針葉樹の森といったところです.
This is surface side.
There were conifer trees (kind of pine), and it was great place for hiking.

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先ほど地表側という紹介をしましたが,ご推察の通り地中側もありました.
昔は炭鉱として栄えていたということで,現在ではその跡地を見学できるようになっています.
かつて使用されていた掘削機やトロッコが今でも動く状態で保管されており,実際に動いている様子を見たり,トロッコに乗ったりできます.
中途半端に例えるならば廃坑,またはさびれた坑道といった感じでした.
I also went to underground side of the mountain.
It was known as a mining area. Today, we can see mining place and still workable old machines.

これらの機械類はただでさえうるさいのに,穴の中なのでもう爆音です.
見学はツアー形式で,ドイツ語です.英語ガイドが録音された携帯型音声再生装置を借りることもできますが,周囲がうるさくて何も聞こえません.
見ているだけでも非常に楽しいものでしたが,それでも地表に出たときの安心感といったら….
あと掘ってきました.
These machines were working with big sound. Then, big sound resonates in the tunnel.
We could not hear any other sounds completely.
I attended the tour with Germany guide, but the portable sound player with English guide is available.
If you can catch the guide sounds despite big sounds from machines, it would be available.

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次は産業博物館です.
ドイツといえば工業大国.産業革命時代(多分)の蒸気機関から最新鋭の工作機械まで多様な展示を目にすることができます.
もちろん黎明期の自動車やオートバイなんかもありました.
とくに,ケムニッツに関して言うと,現在の主軸(多分)となっている最新鋭の工作機械産業は,かつて隆盛した機織り機の生産に端を発しているということで,歴史って面白いですね.
Next is an industrial museum in Chemnitz.
We can find the oldest and the newest machines such as cars, motorcycles, steam engines and so on.
Today, Chemnitz is a famous area of machining tool industry, which derived from weaving machine industry.
This history is similar to one of the most famous Japanese automobile company.

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どこに行ってもそうなのかは不明ですが,ドイツは一様にどこも清潔で,しかもすべてが整然とされている印象を受けました.
余計なものがなく,煩わしさをあまり感じません.
日本は未だに大量消費のきらいがありますが,こういった文化は見習いたいところです.
I felt everyplace is tidy and clean, and everything is systematic in Germany.
There are no annoying things.
I’d like to keep in my mind this culture.

研究においても,しっかりと手順を踏んで確実に遂行してゆく印象を受けました.
もちろん,これは状況にかかわらず重要なことですが,私は思い付きでなんか作って試してみる計画性に欠ける割合残念な人間だったので,ここで事前調査と計画立案の素晴らしさを学びました.本当です.
In researching, sometime I made and tried something without any plan, but now I learned the importance of planning.

田中(秀)研究室とFraunher ENASとでは,研究施設やその利用法などといった様々な点において多くの相違点がありました.
どちらが優れているということではなく,それぞれの利点や欠点を実感として得られたことが何より,という気がします.
単なる知識と実感を伴ったそれとはそれはまあ違うものです.
I found many many differences between S. Tanaka Lab. and Fraunhofer ENAS.
It was good for me to know these differences through real experiences.
There are also big differences between just knowledge and knowledge with experiences.

なお,本記事に使用したすべての写真はKurthさんにご提供いただきました.この場を借りてお礼申し上げます.
Thank you very much Kurth-san for your guides and pictures.

最後までご高覧ありがとうございました.
さようなら.
Thank you for your time.
See you again.

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