読者のみなさん、こんにちは。
今回は田中(秀)研究室の国際的な研究環境を紹介します。
前回も述べましたが、現在田中(秀)研究室にはインド、ロシア、中国、モロッコ、ベトナム、ドイツ、インドネシアなどの国々から多くの学生、研究者が滞在しています。そのため、日常の様々な場面で英語が活発に使われています。
例えば、普段の研究でも英語は頻繁に使用します。実験室であるクリーンルームでは、田中(秀)研究室以外にも多くの研究室が利用しており、使用者には留学生も多いです。ものを教えたり、実験方法や結果をディスカッションする際には英語でのコミュニケーションが重要です。装置を教える・教わるときにも英語を使うこともあります。
また、国際学会を意識した談話会では、発表、質疑応答などすべてが英語で行われます。普段の研究進捗報告会である相談会でも、英語によるディスカッションが行われることもあります。
修士あるいは博士課程在学中に海外に留学することも可能です。東北大学では留学プログラムが充実しており、留学しても卒業に影響することはありません。東北大学とはまた違った環境で研究生活することは、とてもよい刺激になります。総合的な視野を広げる、そして英会話に磨きをかけるということで、海外留学は非常に効果的です。田中(秀)研究室では、ドイツのFraunhofer ENASやベルギーのIMECといった海外の研究機関と長年にわたり共同研究しています。これまでにドイツのFraunhofer ENASに、修士・博士課程の学生2名が半年間留学しています。
http://biodevice.blog.fc2.com/blog-category-3.htmlこのように、田中(秀)研究室はInternationalな環境に恵まれている研究室です。
英語が不慣れな学生にとっては、英語を日常的に使用することはハードルが高く感じるかもしれません。私も3年生で配属されたときは留学生と話すはおろか、聞き取ることも十分にできませんでした。しかしながらこのような環境に慣れてしまえば、英語を使うことのハードルは下がっていくものです。英語がうまくなるためには、とにかく話すことが大事だと私は思っています。はじめはうまく伝わらないかもしれませんが、慣れてしまえばどうということはありません。むしろこのような環境で英語に慣れておくと、将来様々な場面で役に立つと思います。
以上、簡単ではありますが、田中(秀)研究室の国際的な一面を紹介しました。ご清覧ありがとうございました。