田中秀治研究室 ~Student Page~

マッキーの壮行会

M2の田中康基です.

巻幡さん(ポスドク研究員)の壮行会がありましたので,ここに書いておこうかと思います.
巻幡さんは博士後期課程から東北大学に入学し,当研究室で5年程度(多分)を過ごされてきました.
余談ですが,当研究室は東北大学外部からの学生に対して非常にオープンな姿勢をとっており,私も含めて他大学から入学してきた学生や留学生が数多く在籍しています.
今回は,その巻幡さんが当研究室からカリフォルニア大学バークレー校へ研究員として移籍されることが決まったため,研究室メンバーで壮行会(飲み会)を開いた次第です.

飲み会における当研究室の特徴として,職員数が多いため全体としての参加人数が多いこと(20~30人くらい),また年齢層や職歴,国籍等の多様性が挙げられます.
普段は聞きにくい,むしろ聞く機会すらないであろう企業や大学の実態を聞くことができたり,海外の食文化や生活習慣に触れることができたり,学生の費用的負担を軽減したりすることができます.
一方で,多様性のゆえに,飲み会をセッティングする幹事には相応の苦労がつきものなのです.

さて,巻幡さんはサービス精神旺盛な方で,学生や職員から非常に愛されていました.
そのため,旅立つ巻幡さんへ,研究室メンバーがそれぞれ個別に用意したプレゼント数は田中秀治先生曰く,過去最多レベルを誇りました.

かくいう私も,西野君と共同でプレゼントを用意しました.
自分たちで作れるものは自分たちで作るという研究室の方針に加え,できるだけお金をかけたくないという学生にはよくある切実な事情から,プレゼントは2人で作業を分担し,手作りで用意しました.
もちろん,何でも作れる田中(秀)研究室の学生ですから,誰でも作れるようなレベルの手作りではありません.

これがそう簡単には真似できないであろうプレゼントの写真です.

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さて,これはいったい何に見えるでしょうか.
左下が気になりますね.正面から覗いてみましょうか.

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どうやら窓がついているようです.
しかし,それ以外に変わった点は特に見受けられません.
この窓も暗いままです.
窓がついているということは,中は空洞になっているのでしょうか.
ちょっと振ってみましょう.
(振ってみる)
確かに何かが入っているような…(もう一度窓をみる)
こ,これは!!!
そうです.光ります.
ちなみに,画面に映っている「MACKY」は巻幡さんの愛称です.

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長かったですね.自分の作品を自慢するまでの前置きが.

ちなみに,どうやって作ったかといいますと,主に半導体プロセスと機械加工を駆使しました.

光っている画面は,ガラスの板とシリコンの板を接合したもので,西野君が作製しました.
シリコンの層だけをフォトリソグラフィとDeep RIEによって「MACKY」の形に削り取ることで,シリコンがない部分は光が透過され,このように文字が光って見えるようになっているわけです.

箱と内部構造は私が担当しました.
ヒノキ材をフライス盤で深掘りして本体を作り,内部に高輝度LEDと電池とスイッチを入れたのち,上下のふたと画面をはめ込んで作製しました.
はめ込みのため接着剤は使っておらず,電池切れの際にはふたを開けて電池を交換することができます.
木製なのに光沢があるのはニス塗りをしているためです.

苦労して作った甲斐あって,巻幡さんは喜んで受け取ってくれました.
下の写真は,プレゼントを興味津々な様子で調べている巻幡さん(左)と,プレゼントの説明をしている私(右)です.
ちなみに,中央の田中秀治先生は,やや手が込みすぎているプレゼントに対して「なにやってんの~」とツッコミを入れています.

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このあと,皆さんの要望からプレゼントは回覧されることになりました.
みなさん,興味深いご様子でプレゼントを見ていらっしゃいました.
下の写真は門田先生(左)と滝澤さん(右)です.

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他にも多数のプレゼントが披露されたのち,最後に全員で集合写真を撮りました.

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巻幡さん,頑張ってください.

ではさようなら.

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